CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
LINKS
PROFILE
pixiv
ことことの本棚
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
OTHERS
SPONSORED LINKS

snowy-radio.com

木村琴々の日記
<< 夏の読書「坊っちゃん」(04) | main | 更新しました。 >>
夏の読書「坊っちゃん」(05)
最後まで読みきりました!(その2)

「個人でも、とどの詰りは腕力だ」

って、坊っちゃん、あなたって子は……!

◆赤シャツの粘着ですけど何か。
◆顔中黄色になった。
◆腕力に訴えるのは無法だ。
◆で。

以上4項目+wiki先生によるあらすじでお送りいたします。
イラストないんですけど、流れ的にカテゴリは「<画像>版権」にさせてください…!

JUGEMテーマ:読書


◆赤シャツの粘着ですけど何か。

ケンカ騒動により辞職に追い込まれた山嵐と、それが気にいらない坊っちゃん。山嵐は赤シャツを張り込んで、芸者遊びしているところを抑えようとたくらみます。意趣返しですな。赤シャツが芸者と出入りしている宿屋兼料理屋の向かいの宿屋に部屋を借り、張り込んで8日目。坊っちゃんは集中力が切れてもうイヤになってきてます。

→「おい来るだろうかな。今夜来なければ僕はもう厭(いや)だぜ」
「おれは銭のつづく限りやるんだ」


山嵐、粘着…! つーかストーカー……!
毎晩付き合っていた坊っちゃんも坊っちゃんだな。

ところで、坊っちゃんの地の文での一人称が“おれ”で、山嵐との会話だと“僕”になるところがかわいいと思うんですけど、どうでしょうか(どうでもいい)。
うん、ほかの会話文などからして、単なる表記揺れ、もしくは会話のときはいつでも“僕”の可能性が高いことは認めます。むしろ山嵐の人称が揺れてる可能性のほうが高いかも。

◆顔中黄色になった。

張り込んで8日目。芸者と宿屋に入ってお泊りし、その後出てきた赤シャツと野だ。坊っちゃんと山嵐は2人を問い詰めますが、罪(笑)をみとめるでもなく申し開きをし続けます。そこでイラっときた坊っちゃんは野だに卵を投げつけます。

……卵て……。

→おれは食うために玉子は買ったが、打(ぶ)つけるために袂へ入れてる訳ではない。ただ肝癪のあまりに、ついぶつけるともなしに打つけてしまったのだ。しかし野だが尻持を突いたところを見て始めて、おれの成功した事に気がついたから、こん畜生、こん畜生と云いながら残る六つを無茶苦茶に擲(たた)きつけたら、野だは顔中黄色になった。

坊っちゃん……「つい」とか言おうが何だろうが、食べ物を粗末にするのは感心しませんよ。そしてうまく行ったからって調子にのって追加で投げるってのもどうでしょう。

◆腕力に訴えるのは無法だ。

まだまだ乱闘は続くよ。二の腕で紙縒りが切れる山嵐と、無鉄砲な坊っちゃんに、赤シャツと野だが勝てるわけないんですよ(笑)。

→「だまれ」と山嵐は拳骨(げんこつ)を食わした。赤シャツはよろよろしたが「これは乱暴だ、狼藉である。理非を弁じないで腕力に訴えるのは無法だ
「無法でたくさんだ」とまたぽかりと撲(な)ぐる。「貴様のような奸物はなぐらなくっちゃ、答えないんだ」とぽかぽかなぐる。おれも同時に野だを散々に擲き据えた。しまいには二人とも杉の根方にうずくまって動けないのか、眼がちらちらするのか逃げようともしない。


フルボッコwww
なんというか、子供のケンカですよね……。“言って分からないなら殴る”というのも理解できなくはないんですが、ちょっとやりすぎかなと。あと、赤シャツたちは一切暴力に訴えないのでねぇ。そこが赤シャツの卑怯なトコでもあると思うんですけど。
政治力×武力は、もう戦いのフィールドが違いすぎ何だと思います。政治力×政治力、武力×武力は対等なので、読んでいておもしろいと思うんです。けど、これはちょっと後味が悪いと思いました。
あーでも、そうか。必殺仕置き人だと思えばアリなのかなぁ。

◆で。

フルボッコにしたあと、山嵐と坊っちゃんは松山を離れます。山嵐とは分かれてそれきり。坊っちゃんは東京に戻るといちばんに清に会いに行き(笑)一緒に暮らします。おわり。

まとめとして、wiki先生によるあらすじを載せておきます。

<引用>
「親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている」坊っちゃんは、父親と死別後、親の残した遺産を学費に東京の物理学校に入学。卒業後は学校の誘いに「行きましょうと即席(そくせき)に返事をした」ことから四国の旧制中学校に数学の教師として赴任した。
初めての宿直の夜に寄宿生達から手ひどい嫌がらせを受けた坊っちゃんは、寄宿生らの処分を訴えるが、教頭の赤シャツや教員の大勢は事なかれ主義からうやむやにしようとする。坊っちゃんは、このときに唯一筋を通すことを主張した山嵐には心を許すようになった。
やがて坊っちゃんは、赤シャツがうらなりの婚約者への横恋慕からうらなりを左遷したことを知り義憤にかられる。このことで坊っちゃんと山嵐は意気投合する。しかし、赤シャツの陰謀によって山嵐が辞職に追い込まれることになってしまう。
坊っちゃんと山嵐は、赤シャツの不祥事を暴くための監視を始め、ついに芸者遊び帰りの赤シャツとその腰巾着の野だいこを取り押さえる。芸者遊びについて詰問するが、しらを切られたため、業を煮やし暴行を加えた。即刻辞職した坊っちゃんは、東京に帰郷。街鉄(後に都電と呼ばれるようになる路面電車のこと)の技手となった。
</引用>

なんか、赤シャツにも言い分があったんじゃないかなーとぼんやり思ったり。
で、思い出しました。赤シャツを主人公にした戯曲があったことを……!
というわけで、“夏の読書「坊っちゃん」”は番外編に続きます。戯曲紹介編と、乙女ゲー補正を加えたキャラクタデザイン編の2つが出来ると良いな!
| <画像>版権 | 01:22 | comments(0) | - |
スポンサーサイト
| - | 01:22 | - | - |